12月21日の日の入り直後、南西の空を見上げた人も多かったのではないでしょうか。
この日、木星と土星が大接近しました。
冒頭の写真は、17日のもので、月と接近した木星・土星を撮ったものです。
21日は、肉眼で見ると、一つの星に見えるほどでした。
これほど接近したのは、1623年以来397年ぶりだそうです。
次回、大接近するのは60年後、2080年だそうです。
今年は、新型コロナウィルス感染症のため、思うように外出できなかった人も多いと思います。
お参りで檀家さんから、家に居てばかりで運動不足になったり、ストレスの発散ができないなどの話を伺います。
夜空の星を見ると、気持ちが楽になることがあります。
今年は、野口聡一さんが滞在している国際宇宙ステーションを見ることもできますし、この後も木星と土星の接近を観測することもできます。
年内最後の満月は、12月30日です。
これは、21日の三日月の様子です。
きれいにクレーターまで撮ることができました。
温かい格好をして、夜空を見上げてみませんか。
住職 樫本叡学