今年もお盆の棚経と施餓鬼会を無事終えることができました。
今年は珍しく長雨のお盆でしたが、施餓鬼会の16日は、有り難いことに雨が降らず、経木や初盆のやかたなどもお焚き上げすることができました。
月輪寺では、お盆の棚経は、8月1日の神戸方面から始まります。
施餓鬼会とお焚き上げまでの16日間で、今年ほど天候が変化した年はなかったのではないでしょうか。
8月初旬の酷暑、8月9日の暴風、8月12日の豪雨が印象に残っています。
今年の8月1日から16日を天候という観点で振り返って見ると、改めてその特異さに気づきます。
最高気温 38.2度(8月5日)
ちなみに日中一番気温が上がらなかったのは、8月12日で最高気温24.4度でした。
最低気温 21.9度(8月15日)
瞬間最大風速 18.4m/s(8月9日)
最大降水量 22.5mm/h(8月12日)
72.5mm/日(8月12日)
気温は、38度を超える日から一週間で10度以上下がり、8月12日だけで例年の一ヶ月分の雨が降り、人が転倒するぐらいの暴風が吹く日もあった16日間。
このような天候不順な中、お盆明けを無事に迎えることができましたことは、檀信徒の皆さまのご理解とご協力があってこそだったと思います。
ありがとうございました。
住職 樫本叡学
雨寶山月輪寺は,堺市にある、行基菩薩が開基したとされる高野山真言宗の寺院です。