日程等
1月16日 14:30 法会開始(散華)
16:00 お餅まき
※ 上記は例年の日程です。諸事情により変更になった場合は,このホームページでお知らせいたします。
※ 散華(散布銭)は,法会開始直後に行います。
※ 食紅で漢数字が書かれたお餅が景品と交換できます。持ち帰らず、景品とご交換ください。
※ なお、大祭当日は,駐車場がご利用できませんので,徒歩もしくは自転車でお越しください。
歓喜天とは
歓喜天(かんぎてん)は,もともとは障害を司るインド古来の神ガナパティで,人の短所や隙を窺って災いをもたらす悪神でした。しかし,観音様との出会いによって改心し,人をあらゆる災いや障害から遠ざける善神になったと伝えられています。
一般には,「お聖天さん」と親しみを込めて呼ばれることが多く,商売繁盛,子授け,夫婦和合の神として信仰されています。
当寺の生駒堂でお祀りしている歓喜天は,頭が象,体が人間の象頭人身像で,二尊が向かい合い抱擁しているお姿です。(歓喜天は秘仏であるため,御開帳はしておりません。)
曼荼羅にも歓喜天は描かれています。曼荼羅では,大根を持ったお姿で描かれています。それは歓喜天が住む象鼻山で大根がよく取れ,歓喜天が好んで食べていたことに由来します。
大祭の由来
歓喜天大祭は,地域の発展と和合を祈念して,終戦直後から始まりました。
丸餅には,「魂」や「円満」という象徴的意味があります。
当時の状況を考えますと,災いのない平和な時代にしたいという願いも込められていたのかもしれません。
おかげさまで地域の皆さまのご協力とご尽力により,70年以上に渡って開催でき,毎年大勢の人で賑わっております。
生駒講
講元:吉田順一
会計:村田賢三(平成29年まで)、樫本叡学(平成30年から)(敬称略)