畳と泥(2月18日)

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本堂の床板交換も終わり、畳も新しくなりました。

本堂に入ると、畳独特の香りと目に美しい緑が、清々しい気持ちにさせてくれます。

新しい畳には、泥が付いているので、拭き掃除をしてから使います。

本堂のすべての畳をきれいに拭くのは、なかなか骨の折れる作業です。

後で調べて分かったことですが、畳の色も畳の独特ないい香りも、この泥が大切な役割を果たしているようです。
(い草は刈り取り後、泥染めをしないと、緑色を保ったまま乾燥できず、香りも枯草の香りになるそうです。)

普段何気なく見ている畳ですが、奥が深いものです。
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さて、本堂の外には、足場が組まれています。
修繕も後半に入ります。

お参りの方には、何かとご不便をお掛けしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

副住職 樫本叡学