ジョウビタキ来寺(11月16日)

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冬の渡り鳥で知られるジョウビタキ。
越冬のために中国や朝鮮半島から、この時期にやってくる。
冒頭の写真は、オスのジョウビタキ。

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頭が銀髪なので、「尉(ジョウ)」。
鳴き方が「キッ、キッ」、「カッ、カッ」と火打石の火焚きの音に似ているから「火焚き(ビタキ)」。

そのような名前の由来のジョウビタキ。

オスを「ジョビ太」、メスを「ジョビ子」と呼ぶ人もいるほど、親しまれている渡り鳥。
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まだ薄暗い早朝から、陽が沈む夕方まで境内を隅々まで飛んで、縄張りの見回りをしています。

境内でのお気に入りは、枝垂れ梅と枝垂れ桜の木のてっぺん。
やはり見晴らしがよいのでしょうか。
とまりやすいからでしょうか。

お辞儀しながら鳴いて、周囲を見回し、次の見張りポイントに飛んでいく。

時々、人がいてるのに、近くまで飛んできて、慌てて飛び去っていく。

美しさだけでなく、そんなおっちょこちょいなところも愛される理由なのでしょう。

きれいに撮れた写真は、来冬の寺報の表紙にしたいと思います。
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住職 樫本叡学