本日、施餓鬼会を厳修致しました。
また、法会後、お持ちいただいた経木や初盆の家形(新棚)などをお焚き上げ致しました。
毎年変わらない形で続いている法会ですが、変わらず続けることにも意義があるように思います。
今年は戦後70年の節目の年にあたります。
歴史を見ると、平和を壊すことは簡単でも、平和を築き上げ、保っていくことは難しいことが分かります。
ここ数年、「積極的平和主義」という言葉が頻繁に使われ始めました。
与党内では約20年ほど前から、この用語が用いられているようです。
政策判断は、半世紀経ってからでないと成否が分からないと言われますが、今後も、我が国が変わらず、戦禍ない平和国家であり続けることを願ってやみません。
副住職 樫本叡学