数年前までは、8月初めまで蓮を見ることができました。
しかし、昨年は暑さのせいか、7月中旬までもちませんでした。
今年も、昨年同様、蓮の季節は短いように感じます。
また、蓮は、朝に花びらが開き、昼過ぎには閉じを繰り返し、数日で散ってしまいます。
そのため、朝方に見頃だと思っても、昼に散っていることも多々あります。
蓮のひとつの花だけを取り上げると、綺麗に開いた瞬間に立ち会うのは、なかなか難しいように感じます。
お寺の蓮は、あと一週間ほどでしょうか。
あと何回、一番美しい瞬間に立ち会えるのか楽しみです。
今回、掲載している写真はすべて、大美野の浅川さんが境内にて撮影してくださったものです(撮影日;6月26日)。
思わず息を呑むほどの美しい一瞬を写真に収めていただいたので、ご本人の了承をいただき、掲載させていただきます(『月輪寺の四季』にも一部掲載)。
ありがとうございました。
副住職 樫本叡学