歓喜天大祭の散華作り(1月8日)

歓喜天大祭ポスター
既に「月輪寺からのお知らせ」でも、ご連絡しているように、先日の生駒講世話人会にて、歓喜天大祭(お餅まき)が例年通り、以下の日程で開催されることに決まりました。

1月16日(水)
14:30 法会開始(散華)
16:00 お餅まき
(※ 大祭当日は、駐車場がご利用できませんので、必ず徒歩もしくは自転車でお越しください。)


生駒講世話人会の後、講元さんを中心に、世話人の皆さんが手分けをして、準備を進めて下さっています。


歓喜天大祭では、お餅をまく前に、午後2時半から、生駒堂で地域の発展と和合を祈念する法会をしています。
その法会の中で、散華(さんげ)をします。

散華は、法会の際に、花や葉を撒いて、その場を浄め、仏さまを供養することです。
今では、生花ではなく、蓮の花びらの形をした色とりどりの紙(紙散華)を撒くのが一般的です。

『摩訶般若波羅蜜経』という経典の中に、散華の功徳として、「苦が終わって、福が永遠に続くこと」と書かれていることもあって、散華は幸せを招くと言われたりします。

下の写真は、今年の歓喜天大祭で用いる紙散華の準備の一コマです。
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通常の散華は、「月輪寺」の朱印ですが、歓喜天大祭で用いる散華のみ、異なる朱印を押しています。

また、月輪寺の散華は、季節の花が描かれています。
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何年か前に、とある檀家さんの奥さんから、きれいだからコレクションしていると言われて、すごく嬉しかったことを覚えています。

法会では、出来るだけ多くの種類の絵柄が入るように、100枚以上、一枚一枚切り出して作っています。
今年は、どのような絵柄の散華を拾えるかな、と楽しんでいただければ、幸いです。


副住職 樫本叡学