歓喜天大祭のご案内と丸いお餅(1月6日)

福餅配り
本日、生駒講世話人会が開催され、本年の歓喜天大祭について、以下のとおり決定いたしました。

令和6年の歓喜天大祭(福餅配り)
1月16日(火)
15:00から 歓喜天祈祷法会(散華)
16:00から 福餅配り
(※散華は、法会開始直後に行います。法会開始時間が例年と異なりますので、ご注意ください。)
(※大祭当日は、駐車場がご利用できませんので、徒歩もしくは自転車でお越しください。)
例年は、法会終了後、お餅まきを行っておりましたが、諸般の事情を考慮し、福餅配りに変更になりました。
福餅は、数に限りがあります。無くなり次第終了になりますこと、あらかじめご了承ください。

福餅配りで配られるお餅は、丸いお餅です。
小さな子どもたちに、お餅のイメージを聞くと、四角い切り餅をイメージするようです。
しかし、日本では、古くから、お餅と言えば、白い丸いお餅でした。
お餅の名前の由来には、諸説ありますが、その一つに「望月(もちづき)」があります。

望月は、満月のことです。
仏教では、満月を、角がなく白く光り輝くところから、仏様の心の象徴ととらえてきました。
満月は、平和の心の象徴であり、白い丸いお餅にその願いを込めて、神仏にお供えされてきました。

月輪寺も、月輪が満月という意味です。
そして、歓喜天大祭の「歓喜天」も、そのお姿に表れているように、「円満」をその功徳とします。

仏様の心の象徴の満月にゆかりのある「月輪寺」で祀られている「歓喜天」の大祭の「福餅」が、今年も多くの皆様に届きますように。
皆様のご来寺をお待ちしております。

令和6年の歓喜天大祭(福餅配り)
1月16日(火)
15:00から 歓喜天祈祷法会(散華)
16:00から 福餅配り
福餅配り

月輪寺住職 樫本叡学