月輪寺では、1月16日に歓喜天大祭を執り行いました。
今年は、諸般の事情を考慮し、福餅配りになりました。
大祭当日、朝から世話人さん総出で、お餅の袋詰め作業を行います。
昨年も福餅配りだったので、皆さんお手の物といった様子。
今年の法会は、午後3時から。
散華(散布銭)のときには、幼稚園の子どもたちも駆けつけてくれました。
昨年、法会が終わった後に来てくれた子どもたちが、散華を拾えなかったと残念そうにしていましたが、今年は拾えたようで一安心。
福餅配りは、午後4時から。
開始前には、一時的に境内の外まで行列になりました。
最終的には、400名弱の方々がご来寺下さいました。
講元さんをはじめとする世話人の皆様
ご寄付やお供えをいただきました地域の皆様
お餅を満面の笑顔で受け取ってくださった皆様
今年も歓喜天大祭を開催できましたこと、改めまして感謝申し上げます。
今年は、元日から大きな地震がありました。
今後の先行きに不安を抱いている方もいらっしゃると思います。
歓喜天大祭の歓喜天(聖天さん)のご利益の一つに『円満・和合』があります。
また、白い丸いお餅は、仏さんの穏やかな心の象徴です。
皆さんのお心に、歓喜天(聖天さん)のご利益が届きますように。
大祭終了後、月輪寺生駒講より、令和6年能登半島地震の被災地に義援金10万円をお送りいたしました。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く、平穏な日々が戻りますようにお祈りいたします。
月輪寺住職 樫本叡学
雨寶山月輪寺は,堺市にある、行基菩薩が開基したとされる高野山真言宗の寺院です。