月輪寺の蓮たち(6月22日)

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「今年のお寺の蓮はどう?」

この時期になると、檀家さんからこのように訊ねられることが多くなります。
蓮の群生地であった琵琶湖の蓮が無くなってしまったニュースもあってか、ここ1、2年はお寺の蓮も無くなっていないかと心配される方もいらっしゃいます。

お寺の蓮は、昨日の大雨で少し下を向いているものもありますが、元気に咲いています。

名前が分からないものもありますが、今朝の時点で咲いているものは、6種類ほどでしょうか。

今日は、今咲いている月輪寺の蓮たちを少しご紹介したいと思います。

まずは、ピンク一重。

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昨日の雨で、少し下を向いています。

次は、剣舞蓮(けんまいれん・けんぶれん)。

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この白い蓮は、来月の寺報にも書いていますが、中国剣の形をした鋭い花弁が特徴的で、花弁が剣舞のように様々な方向に開きます。

次は、碧血丹心(へきけつたんしん)。

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「碧血丹心」とは「きわめて強い忠誠心のこと」をいうそうです。この蓮は、鮮やかな赤が特徴的な一重の蓮です。
境内で一番多く咲いている蓮は、この種類になります。

次は、友誼牡丹蓮(ゆうぎぼたんはす)。

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色はクリーム色です。
黄蓮系の八重で、その名の通り「牡丹」のような蓮です。

次は、金鳳展翅(きんぼうてんし)。

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「展翅」が羽を広げるという意味なので、その姿が鳳凰が羽を広げる姿に似ているところから名づけられたのでしょうか。

最後は、咲き始めの明鏡蓮(めいきょうれん)。

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その他にも、花弁が少し丸みを帯びた白蓮系の「王子蓮(おいじれん)」やピンク系の八重などもあります。

綺麗に写真に撮れましたら、またブログに掲載したいと思います。

 

副住職 樫本叡学