境内では王子蓮(おうじれん・おうじはす)と蝶恋花(ちょうれんか)が咲きました。
冒頭の白蓮が、王子蓮です。
「王子(おうじ)」と冠しているのは、今上天皇が皇太子時代にこの蓮の種を訪問中のアメリカから持ち帰ったことに由来するそうです。
その名は「蝶が恋する花」となっていますが、月輪寺の境内で観察していた限りでは、蝶よりも蜂がこの花に恋しているようです。
この他にも、大ぶりの紅蓮、小ぶりの八重など、名前の分からない蓮が何種類か咲きました。
もしこれらの蓮の名前をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授ください。
副住職 樫本叡学