小学生の校区探検(11月19日)

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先日17日、東陶器小学校2年生の子どもたちが校区探検にお寺に来てくれました。

小学生が自分の住んでいる地域のさまざまな人や場所に関心や愛着を持ち、さらに自主的に質問などをして調べることが学習の狙いのようです。

子どもたちがお寺に興味を持ってくれるか少し心配でしたが、「住職さんに質問がある人?」と先生が声をかけると、たくさんの子どもたちが「はい!はい!」と手を挙げて積極的に質問してくれました。

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本当に暖かい日で、お日様に見守られながら、お寺のことや東陶器小学校の原点の話などをさせてもらいました。

「お寺にはどんな花が咲くのですか?」という質問をいただき、秋にはたくさんの彼岸花が咲くことを話したくだりでは、子どもたちが大興奮。
今話題のアニメ、「鬼滅の刃」で彼岸花を知っている子が多かったようです。

今回の経験からでも、彼岸花からでも、アニメからでも、地域とともに存在してきたお寺に興味を持ってもらい、お寺と一緒になってこれからのこの地域を守っていってもらいたいなぁと思います。

小学生にお話しさせていただくに当たり、お寺の仕事、お寺の役目とは何かということを改めて考える良い機会にもなりました。

25年以上前は、ぼくが校区探検する側だったことを思うと、月日が過ぎるのは早いものだなあとしみじみした昼下がりでした。


小春日和の毎日です。
今、境内では、小菊、皇帝ダリア、ツワブキ、山茶花などが咲いています。
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<追記>
校区探検から数日後、先生から子どもたちの感想文が届けられました。
感想文にも質問を書いてくれている子どももいます。
こちらこそ、ありがとうございました。

住職 樫本叡学