「百獣の王」というとライオンですが、「百花の王」というと牡丹を指します。
咲き誇る花の姿が堂々としていて優雅だから、そのように呼ばれるのでしょう。
月輪寺境内では牡丹が咲き始めました。
今年は、年初から寒暖差が激しかったように感じましたが、ほぼ平年通りの開花です。
12日に白の牡丹が開花し、本日の段階で紫と赤の牡丹も咲き始めています。
これから順に、11種類の牡丹が開花します。
桜にしても牡丹にしても、晴れた日に見ると発色が良く美しいですが、雨上がりの雫をまとった花もどこか清々しくて美しいものです。
副住職 樫本叡学