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施餓鬼会厳修(8月16日)

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本日、施餓鬼会を厳修致しました。

また、法会後、お持ちいただいた経木や初盆の家形(新棚)などをお焚き上げ致しました。

毎年変わらない形で続いている法会ですが、変わらず続けることにも意義があるように思います。

 

今年は戦後70年の節目の年にあたります。

歴史を見ると、平和を壊すことは簡単でも、平和を築き上げ、保っていくことは難しいことが分かります。

ここ数年、「積極的平和主義」という言葉が頻繁に使われ始めました。

与党内では約20年ほど前から、この用語が用いられているようです。

政策判断は、半世紀経ってからでないと成否が分からないと言われますが、今後も、我が国が変わらず、戦禍ない平和国家であり続けることを願ってやみません。

 

副住職 樫本叡学

蝉考(7月16日)

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セミが境内でも鳴き始めました。
8月に入ると、耳が痛くなるほど、クマゼミが鳴き始めます。
セミを見ると、子どものころ、竿竹の先に虫網をつけて、いろいろなセミを捕まえたことを思い出します。

20年ほど前には、クマゼミだけでなく、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミなど、多くの種類のセミが見られましたが、最近では、クマゼミとアブラゼミくらいしか見かけなくなりました。

調べてみると、都市部では、アブラゼミでさえも激減しているようです。

(さらに…)

「剣舞蓮」(6月14日)

剣舞蓮
「剣舞蓮(けんぶれん)」が咲いています。

花弁が中国剣のように鋭い形をしており、剣の演舞のように花弁が大きく広がるところから、このように名づけられた品種だそうです。
完全に花弁が広がる前は、どこか凛々しい感じがする蓮です。

梅雨前線の影響から、雨が多く、花が開き始めてから散るまで3日くらいですが、現在、剣舞蓮以外に4種類ほどが花を咲かせています。

月輪寺の夏」のページにも、現在咲いてる蓮の写真をいくつかアップしましたので、ご覧ください。

 

副住職 樫本叡学