今日の昼過ぎ、境内の池では、ギンヤンマ(雄)が羽化していました。
見つけた時は、羽を閉じた状態で、抜け殻になったヤゴにつかまって、静かに羽を乾かしていました。
しばらくすると、羽を広げて、小刻みに羽ばたき始め、次の瞬間には、飛び立ち、見えなくなるほど空高く飛んでいきました。
間近で見ると、すごい加速です。
住職や子どもたちと、羽化の一部始終をまじまじと見ていたので、てっきりトンボも焦って飛んでいったとも思いましたが、調べてみると、ギンヤンマは平均時速60km、最高時速100kmで飛べるようです。
日本昆虫界で最速とも言われているようです。
もう少しすると、境内で育ったヤンマに加えて、イトトンボも多く見られるようになります。
境内では、牡丹も咲き始めています。
副住職 樫本叡学