境内の南側に、桑の実とユスラウメの実がなっています。
冒頭の写真は、桑の実です。
桑は、その葉を蚕(カイコ)が好んで食べることで有名です。
桑の実は、赤みがなくなり、黒紫っぽくなったものが食べ頃です。
食べ頃になると、少し触るだけで、すぐに落ちます。
大きさは、大きいもので親指ほどなので、食べ応えがあります。
ポリフェノールがブルーベリーの3倍あり、栄養が豊富なようです。
酸味はなく、素朴な独特な甘さがあります。
こちらは、ユスラウメ。
柄がなく、実が、直接、木の表面にできます。
お寺のユスラウメは、ムクドリに食べられ、あまり実がついていませんが、本来は、木肌にびっしりつきます。
大きさは、サクランボより小さく、味は、サクランボによく似ています。
どちらも初夏の味です。
副住職 樫本叡学