数年前までは、8月初めまで蓮を見ることができました。
しかし、昨年は暑さのせいか、7月中旬までもちませんでした。
今年も、昨年同様、蓮の季節は短いように感じます。 続きを読む
雨寶山月輪寺は,堺市にある、行基菩薩が開基したとされる高野山真言宗の寺院です。
境内では、ちょうど桃と桜がきれいに咲いています。
枝垂れ桜も、ちらほら咲き始めています。
梅から始まり、桃、桜と、春は境内が華やかになります。
同じような時期に、ピンク(紅白)の花が咲き、美味しい実がなる梅、桃、桜ですが、花びらの形と木肌の質感などで見分けるのが一般的でしょうか。
ここ最近、過ごしやすい日が続いています。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
お寺の境内の彼岸花も、お彼岸入りから咲き始め、中日までに満開を迎え、お彼岸明けの今日には、徐々にしぼみ始めています。
毎年毎年、決まったこの短い期間に花を咲かせることに、感嘆の念を禁じ得ません。
花弁が中国剣のように鋭い形をしており、剣の演舞のように花弁が大きく広がるところから、このように名づけられた品種だそうです。
完全に花弁が広がる前は、どこか凛々しい感じがする蓮です。
梅雨前線の影響から、雨が多く、花が開き始めてから散るまで3日くらいですが、現在、剣舞蓮以外に4種類ほどが花を咲かせています。
「月輪寺の夏」のページにも、現在咲いてる蓮の写真をいくつかアップしましたので、ご覧ください。
副住職 樫本叡学